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結婚式で両親への感謝状はいらない?筆耕士が教える後悔しない準備と例文

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  • 結婚式で両親への感謝状は本当に必要?正直いらないのではと迷っている
  • 人前で感謝状を読むのが恥ずかしい、泣いて読めないかもしれない
  • 感謝状の例文や文章の長さが分からず、準備が進まない

結婚式で両親に感謝状を贈るのは必須ではありません

花束や記念品だけで済ませるカップルの方が多く、「感謝状はいらない」という選択も自然です。

しかし、その一方で感謝状を用意した新郎新婦の多くが「やってよかった」と感じています。

なぜなら、感謝状は単なる手紙ではなく、両親にとって一生残る特別な贈り物だからです。

披露宴で手渡すだけでなく、額に入れて飾るご家庭も多く、式後も温かな思い出を日常的に振り返ることができます。

この記事では、結婚式における感謝状が必須ではない理由から、やってよかったと感じる瞬間、すぐに使える感謝状の例文、自作と筆耕士に依頼する場合の違いまでを、筆耕士の視点で分かりやすく解説します。

この記事を読んで得られること

  • 「感謝状はいらない?」と迷ったときの判断基準が分かる
  • 結婚式でそのまま使える両親への感謝状例文が見つかる
  • 自作と依頼、あなたに合った準備方法が分かる
かおりんご

私も自分の結婚式で両親へ感謝状を贈っているので、その体験談もまじえて解説するね!

この記事を書いた人

1級賞状技法士・筆耕士 かおりんご

賞状技法士1級認定証書
目次

そもそも結婚式の「感謝状」という演出を知らない人も多い

結婚式で両親に「感謝状を贈る」という演出は、ここ数年で注目されるようになった比較的新しいスタイルです。

花束や記念品の贈呈が定番であるため、感謝状という選択肢そのものを知らないまま結婚式を終えるカップルも少なくありません。

実際に「感謝状ってあるんだ!」と知るきっかけは、人によってさまざまです。

  • 式場のプランナーから提案されて初めて知った
  • InstagramやPinterestなどSNSで見かけて「素敵だな」と思った
  • 友人の結婚式で実際に演出を見て、存在を知った

このように、感謝状は結婚式の定番というより「知って取り入れる人が選ぶ特別な演出」 といえます。

つまり、知らなくても全く問題はありませんし、用意しないカップルの方が多数派です。

両親への感謝状をやめてしまいがちな理由

感謝状は結婚式の必須アイテムではありません。

実際に「感謝状はやめておこう」と判断する新郎新婦も少なくありません。

その背景には、以下のような理由があります。

  • 人前で読むのが恥ずかしい
  • 泣いてしまって最後まで読めない不安がある
  • 準備が忙しくて感謝状を用意する余裕がない
  • 市販テンプレートを印刷しただけでは特別感に欠ける
  • 手作りしたいけれど自分の字に自信がないので感謝状を用意することを躊躇してしまう

こうした不安はとても自然なものです。

特に披露宴は大勢の前で行うため、普段あまり感情を表に出さない人にとっては心理的なハードルが高く感じられるかもしれません

かおりんご

結婚式の準備は決めることが山ほどあるので、決して優先度の高くない「感謝状の用意」をするところまで手が回らないというのもあるよね。

両親への感謝状を用意してよかったと感じる瞬間

「感謝状はいらない」と考えるカップルも多い一方で、実際に用意した新郎新婦からは「やってよかった」という声も。

実際にどんな瞬間にそう感じるのでしょうか。

  • 両親が涙を流して喜んでくれた
  • 額に入れて飾ってくれた(形として残せる)
  • ゲストにも感動が伝わり、披露宴全体が温かい雰囲気になった
  • 自分自身にとっても「親から巣立つ節目」となった
かおりんご

これらは一見小さなことのように思えるけれど、式後に振り返ったときに「あのシーンを作ってよかった」と思える大切な要素になるよ。

結婚式における両親への感謝状は「なくてもいい」ものですが、用意することで両親にも新郎新婦にも心に残る瞬間を生むのです。

かおりんごの経験談

私自身は10年前の結婚式で両親に毛筆の感謝状を贈りました。

当時は珍しい演出でしたが、とても喜ばれて、今も実家に飾られています。

毛筆で書かれた感謝状は飾ったときにとても存在感が出るなと感じています。

感謝状の基本構成と例文集

書:かおりんご

感謝状を用意するとなると「文章が思いつかない」「どんな流れで書けばいいの?」と悩んでしまう方も多いでしょう。

実は感謝状にはある程度の型があり、それに沿って書けば誰でもまとめやすくなります。

感謝状の基本構成(5要素)

① 表題

「感謝状」「子育て感謝状」など。

最も一般的なのは「感謝状」です。

② 受者

「お父さん お母さん」あるいは「○○様」

両親のお名前を書く場合は、お父様のお名前を先にフルネームで書き、その次にお母様のお名前(名のみ)を書きます。

縦書きの場合…右にお父様のお名前、左にお母様のお名前
横書きの場合…上にお父様のお名前、下にお母様のお名前

③ 主文

これまでの感謝 → 具体的なエピソードなど → これからの決意の流れでまとめると読みやすいです。

A3の賞状用紙の場合は100文字程度を目安とするとよいでしょう。

賞状という短い文章の中で具体的なエピソードまで盛り込むことは正直なところ、結構厳しいとは思います。
ですので、無理に入れなくてもよいです。
ただ、具体的な内容を入れることでオリジナル感が出るのでオススメです。

④ 日付

結婚式や披露宴を挙げた日を入れます。

⑤ 贈者

新郎または新婦のお名前を書きます。

両親への感謝状例文

公的な場で贈る感謝状であれば、主文は堅めの表現を使います。

特に主文の締めは「感謝の意を表します」や「感謝状を贈ります」といった形式で書くのが定番です。

ただ、結婚式でご両親(身内)に贈るものであれば、常識の範囲内ならば主文の内容は自由に作っていただいてよいでしょう。

    感謝状

         ◯◯ ◯◯ 様 ※父の名前
            ◯◯ 様 ※母の名前

どんな時も温かく見守り 大きな愛情を
もって私を育ててくれました
2人の子供に生まれてとても幸せです
今度は私が精一杯の恩返しをしていくので
いつまでも元気でいてください
これからもよろしくお願いします

 令和◯年◯月◯日

          ◯◯ ◯◯ ※新郎または新婦の名前

    感謝状

         ◯◯ ◯◯ 様
            ◯◯ 様

お父さんお母さんには子供の頃から
心配ばかりかけてきましたが ここまで
何不自由なく健康にも恵まれ 過ごして
こられたのも2人のおかげです
本当にありがとうございました
次は私が一生をかけて親孝行を
していく番です
これからもそばで見守っていてください

 令和◯年◯月◯日

         ◯◯ ◯◯

    子育て卒業証書

        ◯◯ ◯◯ 様
           ◯◯ 様

長きにわたり深い愛情と揺るぎない
支えによって 私を健やかに育ててくだ
さったことに心から感謝しています
その大きな優しさと導きに敬意を込めて
ここに子育て卒業証書を贈ります

 令和◯年◯月◯日

         ◯◯ ◯◯

    感謝状

       ◯◯ ◯◯ 様 ※母の名前

28年間私を温かく見守ってくださり
ありがとうございました
受験勉強中 お母さんが作ってくれた
夜食のおにぎりの味は今でも
忘れられない思い出です
これからは夫と力を合わせ
笑顔あふれる家庭を築いていきます

 令和◯年◯月◯日

        ◯◯ ◯◯ 

かおりんご

主文は具体的なエピソードを入れることで当事者にとって刺さる内容になるよ。

手書きの感謝状を準備するときの注意点

手書きの感謝状を自分で手作りするにしても、プロに依頼するにしても、準備の段階でつまずく方は少なくありません。

特に結婚式という場では、ちょっとした不備が「もったいない」印象を与えることもあります。

そこで、事前に押さえておきたいポイントをまとめました。

  • 文面は簡潔に、思いを込めて
  • レイアウトとバランスに注意
  • 誤字・脱字のチェックは必須

文面は簡潔に、思いを込めて

長年の思いを言葉にしようとすると、どうしても文章が長くなってしまいがちです。

感謝状という形式上、主文が長すぎると読みづらく見栄えのよいものにはなりません。

主文の文字数に決まりはありませんが、スッキリと読みやすくすることを心がけるのであれば、以下を目安にしていただけるとよいでしょう。

A3サイズ

〜80文字程度

B4サイズ

〜90文字程度

A4サイズ

〜100文字程度

※いずれも枠ありの賞状用紙を想定

かおりんご

主文の中に具体的な思い出やエピソードを1つ入れてみよう!

レイアウトとバランスに注意

手書きの感謝状の場合、字がきれいであっても主文の内容が素晴らしくても、感謝状全体のバランスが悪いと仕上がりが雑に見えてしまいます。

賞状のレイアウトには細かいものも含めて多くのルールがありますが、以下の内容を抑えておくだけでもある程度は見栄えのよい感謝状を作ることができます。

  • 文字の大きさは「表題 > 受者名 > 贈者名 > 主文 > 日付」の順を意識する
  • 行間は窮屈にならないように、上下左右には十分に余白を残す
  • 行ごとに中心線をイメージし、その線上に文字を書く

誤字・脱字のチェックは必須

せっかく心を込めて用意した感謝状に誤字・脱字があると、その価値もガタ落ちに…

清書前には必ず誤字脱字チェックをしておきましょう。

かおりんご

よくあるのは漢字の誤り。
特に旧字体など書き慣れない字は要チェック。

手書き感謝状は自作と筆耕依頼どちらがいい?

前項では、手書きの感謝状を準備するときに注意すべきポイントをご紹介しました。

ただ、ここで一つ迷うのが「誰が書くのか」という部分です。

自分で書くのか、それとも筆耕依頼するのか…

選び方によって、準備の負担や仕上がりの印象は大きく変わります。

自作と筆耕依頼のメリット・デメリット比較

スクロールできます
自作する場合筆耕依頼する場合
費用制作に必要な用具などが揃っているなら
低額で抑えられる
筆耕料は1枚数千円
※依頼先次第
仕上がり字の出来に左右される
温かみはより出やすい
プロの毛筆仕上げで美しい
フォーマル感が出る
準備の負担用紙や用具を自分で調達
制作に時間がかかる
依頼後は待つだけ
自由度文面・デザインを自由に決められる文面など相談は可能だが
ある程度形式に沿った仕上がりになる
思い出性自分の字そのものを残せる
制作過程も記念になる
両親に安心して渡せる品質
長く飾れる特別感
注意点仕上がりが不安納期に時間がかかる場合があるため
早めの依頼が必要
かおりんご

自作は「自分の手で伝える実感」、依頼は「安心の仕上がり」という点でどちらにも魅力があるよね。

ご両親の好みや式の雰囲気にあわせて選ぶのがおすすめです。

両親へ贈る感謝状に関するよくある質問

結婚式で両親に贈る感謝状に関して、よくある質問をまとめてみました。

ぜひ参考にしてください。

Q1:感謝状は披露宴で読んだほうがよいでしょうか?

A:読み上げるのは必須ではりません。

恥ずかしい場合や泣いてしまいそうな場合は渡すだけでも立派に気持ちは伝わります。

披露宴では手紙を読むという方が多いと思いますので、感謝状は記念品贈呈時に渡すだけでも十分です。

かおりんご

私も自分の結婚式のときには、手紙を読んでその後感謝状を手渡ししたよ。

Q2:両親それぞれに別の感謝状を用意するべき?

A1:1枚を連名で贈るのが一般的です。

ただ、片親だけの場合や個別に伝えたい内容がある場合は、1人ずつ用意するケースもあります。

かおりんごの経験談

わが家の場合、夫の父母宛と私の父母宛2枚の感謝状を用意しました。

結婚当時すでに義母は他界していましたが、夫側の感謝状の宛名も父母両方記名しました。

夫にとってはどちらも大切な親ですからね!

Q3:文章(主文)はどれくらいの長さで書けばいい?

A1:主文の長さに決まりはありません。

ただ、賞状用紙のサイズによって書ける文量は異なります。

以下はあくまでも私の個人的な目安ではありますが、主文の文字数に迷った場合は参考にしてください。

A4サイズ

〜80文字程度

B5サイズ

〜90文字程度

A3サイズ

〜100文字程度

※枠あり賞状をイメージ

主文が作文のように長い賞状もたまに見かけますが、そのように窮屈に見えてしまう賞状はパッと見たときにストレスを感じてしまう人もいるでしょう。

かおりんご

賞状は一目で何が書いてあるのかわかるところがよいと、私は思っているよ。

Q4:感謝状の筆耕はどこから依頼できるの?

A1:ココナラなどを中心としたネット上のプラットフォームで筆耕依頼できます。

個人の方が1〜数枚の賞状を単発で依頼する場合は、筆耕会社に依頼するよりも個人で筆耕サービスを販売されている筆耕士に依頼する方が気楽かと思います。

以下に挙げるようなネット上のプラットフォーム内で「感謝状 手書き」などと検索すると、感謝状の筆耕サービスが複数ヒットします。

筆耕依頼が初めての方にとっては比較的手を出しやすい場所だと思いますので、ぜひ試してみてくださいね。

かおりんご

私自身も賞状類の筆耕サービスを出品しているので、ぜひチェックしてみてね!

\心伝わる感謝状を贈る/

準備の不安を解消!

「感謝状はいらない?」迷う気持ちも自然、でも用意すれば後悔しない

書:かおりんご

結婚式で両親に贈る感謝状は、必須のアイテムではありません。

実際には花束や記念品だけで済ませる新郎新婦の方が多く、やらなくても問題はないです。

ただし、実際に用意した人の多くが「やってよかった」と感じているのも事実です。

感謝状には「言葉を形に残す力」があります。

短い主文でも、そこに込めた想いは必ず伝わり、両親の心に深く刻まれます。

また、手書きの感謝状の場合、手作り・筆耕依頼それぞれにメリットがあり、ご自身の状況やご両親の性格、式の雰囲気に合わせて選ぶのが大切です。

感謝状は、あなたのこれまでの歩みとご両親への感謝を結婚式という特別な場で伝える、かけがえのない演出です。

もし「自分で準備するのは不安」「フォーマルな仕上がりにこだわりたい」と思われた方は、筆耕士に依頼するのも安心できる選択肢です。

筆耕依頼を検討されている方は、お気軽にご相談ください!

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