- 賞状書きや筆耕の基礎を学べる通信講座は、どれを選べばいい?
- 賞状技法士と賞状書士は何が違うの?
- 資格を取れば、筆耕の仕事につなげられる?
賞状書きに興味を持って調べ始めると、「賞状技法士」「賞状書士」「賞状書法」など、似た言葉がいくつも出てきます。
講座の料金や期間も異なるため、自分にはどれが合うのか迷いますよね。
この記事では、2011年から実用書道を学び、2016年に賞状技法士1級を取得した筆者が、資格取得を目指せる2つの通信講座を比較します。
私は2023年頃から、ネットショップなどを通じて副業で筆耕を始めました。
2025年秋に一般企業の会社員を辞めて筆耕を本業にし、現在は筆耕会社に所属しながら、個人でもネットショップを運営するフリーランス筆耕士として活動しています。
講座の公式情報だけでなく、実際の仕事ではどのような力が必要だったかという視点からも、選び方をお伝えします。
かおりんご講座を受けた側と、学んだ技術を仕事で使う側の両方からお伝えするよ。
- 資格を取りながら段階的に学び、仕事につながる土台を作りたい
→ ヒューマンアカデミー「賞状技法士養成講座」 - 費用を抑え、ひとつの講座で賞状書きの基本を学びたい
→ がくぶん「実用賞状書士養成講座」
\級を重ねながら学ぶ範囲を広げたい方へ/
\ひとつの講座で賞状書きを体系的に学びたい方へ/
※記事内の料金・講座内容は2026年8月17日に、公式サイトおよび最新パンフレットで確認しています。
申込前には各公式サイトで最新情報をご確認ください。


1級賞状技法士・筆耕士 かおりんご
- 書道歴26年以上
- 5歳〜17歳:書道
- 2011年〜:実用書道(2016年に賞状技法士1級取得)
- 2025年9月〜フリーランス筆耕士として活動開始
- 現在、毛筆書写技能検定にも挑戦中!
- インスタグラムでかおりんごの筆文字動画を投稿中!
賞状技法士1級認定証書


結論|賞状技法士・賞状書士のおすすめ通信講座は2社


資格取得を目指しながら賞状書きを学べる通信講座は、ヒューマンアカデミーとがくぶんです。
どちらも自宅で学べますが、講座の組み立て方と、学習後に目指せるところが異なります。
資格を段階的に取得し、学ぶ範囲を広げたいならヒューマンアカデミー
ヒューマンアカデミーの「賞状技法士養成講座」は、3級・2級・準1級と、段階を踏んで学べる講座です。
入口となる実践編3級対応では、道具の扱い方や文字の基本だけでなく、賞状の慣例、細字、割り付け、関連技法などを学びます。
3級講座の添削は11回。
さらに上位講座へ進むことで、横書き賞状、英数字、宛名書き、のし、目録など、扱える題材を増やせます。
級を重ねながら、学ぶ題材やレイアウトを段階的に増やしたい方に向いています。



実際の仕事では、依頼ごとに用紙や文字数が違うため、複数のレイアウトを学んでおくことが助けになったよ。
費用を抑え、ひとつの講座で体系的に学ぶならがくぶん
がくぶんの「実用賞状書士養成講座」は、用具付きコースが40,900円です。
別途、事務手数料440円がかかります。
テキスト5冊、原寸大お手本集2冊、賞状用紙、割付け練習帳、添削課題集などがまとまっており、課題指導は6回です。
学習サポート期間は14か月。
賞状書きに必要な知識や技法をひとつの講座で学べるため、ヒューマンアカデミーよりも費用と期間を抑えて始めやすいのが魅力です。
ひとつの講座で賞状書きを体系的に学び、学んだことを仕事や身近な場面で活かしたい方に向いています。
どちらの講座も仕事の土台になる
賞状技法士でなければ筆耕会社で働けない、あるいは賞状書士では個人で仕事を受けられない、ということはありません。
実際に、どちらの講座受講者でも、学びや資格を活かして筆耕会社で働く方や個人で筆耕の依頼を受けている方が多数います。
仕事につながるかどうかは資格名だけで決まるものではなく、修了後の練習、作品づくり、正確さ、納期への対応なども大切です。
賞状技法士・賞状書士の通信講座2社を一覧比較


まずは、2講座の主な違いを一覧で確認しましょう。
スマートフォンでは、表を横へスクロールしてご覧ください。
| 比較項目 | ヒューマンアカデミー | がくぶん |
|---|---|---|
| 講座名 | 賞状技法士養成講座 | 実用賞状書士養成講座 |
| 入口の受講料 | 3級・教材学習コース55,000円 | 用具付き40,900円+事務手数料440円 |
| 上位講座までの総額 | 3級+2級+準1級セット155,000円 | 1講座で学習 |
| 標準学習期間 | 3級は12か月 | 目安8か月 |
| 学習サポート | 在籍12か月+半年の無料延長制度 | 14か月 |
| 添削回数 | 3級11回・2級8回・準1級7回 | 6回 |
| 主な教材 | テキスト・課題・用具、DVDやライトテーブルは選択式 | テキスト5冊・原寸大手本集2冊・割付け練習帳・用具など |
| 動画教材 | 有料DVDオプションあり | 動画教材の案内なし |
| 学べる範囲 | 級ごとに題材とレイアウトを広げる | ひとつの講座で基本をまとめて学ぶ |
| 目指せる資格 | 賞状技法士3級・2級・準1級 | 賞状書士の技能・資格認定を目指す |
| 仕事への支援 | 準1級以上は審査等を経て毛筆人材登録が可能 | 就業の手引き・仕事サポートページ |
| おすすめする人 | 資格と実務力を段階的に高めたい人 | 費用を抑えて一通り学びたい人 |
※ 料金は通常価格を記載。資格認定審査料などが別途必要になる場合があります。
※ ヒューマンアカデミーの2級・準1級は、下位講座の修了生を対象とする講座です。
※ 仕事支援は、仕事の紹介や収入を保証するものではありません。
ヒューマンアカデミーの55,000円は、賞状技法士3級を目指す入口の講座料金です。
準1級まで進む場合は、3級+2級+準1級セットの通常価格が155,000円。
さらに、DVD・ライトテーブル・資格認定審査などの費用が加わる場合があります。
一方、がくぶんは1講座に基本教材がまとまっています。
単純な料金差だけでなく、どこまで学びたいかを決めて比較しましょう。
\段階的に資格と学習範囲を広げたい方へ/
\費用を抑え、ひとつの講座で学びたい方へ/
2社の料金・期間・教材・資格などを項目別に詳しく比べたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
▶ ヒューマンアカデミー賞状技法士とがくぶん賞状書士はどっちがおすすめ?


賞状技法士と賞状書士の違い


賞状技法士と賞状書士は、どちらも賞状や宛名書きなどに役立つ実用書道の技能を学ぶ民間資格です。
ただし、資格を認定する団体や講座の構成、学び方が異なります。
資格名称と講座の運営体系が異なる
賞状技法士は、日本賞状技法士協会が認定する資格です。
ヒューマンアカデミーの通信講座はアテネ教育出版との提携講座で、3級・2級・準1級の資格取得を目指します。
一方、がくぶんでは「実用賞状書士養成講座」を通して、賞状書士に必要な技能を学びます。
名称は似ていますが、同じ資格の別名ではありません。
学べる技術には共通点も多い
認定体系は異なっても、どちらも美しい賞状文字だけを練習する講座ではありません。
- 賞状の構成や慣例
- 文字の大小と配置
- 余白の取り方
- 賞状全体の割り付け
- 宛名や表書きなどへの応用
といった、実用書道の知識と技術を学びます。
賞状は、字がきれいなだけでは完成しません。
表題、受者名、主文、日付、贈者名を、用紙の中にどう配置するか。
その判断まで含めて賞状技法です。
賞状全体を一から手書きする仕事については、こちらの記事で詳しく解説しています。
▶ 賞状の全文筆耕とは?1枚完成までの工程・時間・難しさを1級賞状技法士が解説


どちらが上ではなく、目標に合う方を選ぶ
賞状技法士と賞状書士のどちらが、絶対的に上ということではありません。
- 上位級まで段階的に進みたい
- 多様なレイアウトや関連技法を学びたい
- 資格を仕事上の肩書きとして育てたい
という方にはヒューマンアカデミーの賞状技法士養成講座が向いています。
一方で、ひとつの講座で基本を学び、費用を抑えて始めたい方には、がくぶんの実用賞状書士養成講座が選びやすいでしょう。
どちらの資格でも、学んだ知識と技術を磨き続けることで、筆耕会社や個人の仕事につなげることは可能です。
私がヒューマンアカデミーを第一候補に挙げるのは、賞状書士より仕事に有利だからではありません。
私自身が賞状技法士講座で学び、級を重ねながら学習範囲を広げた経験が、現在の実務にも役立っているためです。



資格名だけで決めず、教材・添削・受講後に目指す姿まで比べることが大切だよ。
賞状技法士1級・現役筆耕士が教える通信講座の選び方


通信講座は、料金の安さだけで決めると「思っていた内容と違った」と感じる可能性があります。
申込前に、次の4点を確認しましょう。
趣味・資格取得・仕事のどこを目指すか
最初に決めたいのは、講座を受ける目的です。
- 自分や家族のために賞状を書きたい
- 職場や地域行事で役立てたい
- 資格を取得したい
- ネットショップやスキルマーケットに自分の筆耕サービスを出品したい
- 筆耕会社、お寺・神社、百貨店、ホテルで筆耕士として働いてみたい
目的によって、必要な学習範囲は変わります。
趣味や地域活動が中心なら、基本を一通り学べる講座でも十分活用できます。
仕事を目指すなら、縦書き・横書き、枠の有無、用紙サイズ、全文筆耕・部分筆耕など、異なる条件へ対応できる力も必要です。



仕事を目指す場合も、まずは基礎を身につけてから対応できる題材を増やしていけば大丈夫だよ。
添削回数と課題内容を確認する
通信講座の大きな価値は、提出した課題を講師に見てもらい、自分だけでは気づきにくい点を指摘してもらえることです。
ただし、申込前に公式情報から確認できるのは、主に添削回数や課題の内容です。
- 添削は全部で何回あるか
- 文字練習だけでなく、賞状全体を書く課題が含まれているか
- どのような題材やレイアウトに取り組むか
- 質問できる仕組みが用意されているか
こうした点は、公式サイトや資料で確認できます。
一方で、実際の添削で文字やレイアウトをどこまで詳しく見てもらえるか、講師からどのようなコメントを受けられるかは、受講してみなければ分からない部分です。
添削回数が多いからといって、指導内容まで細かいとは限りません。
私は筆耕会社の選考で、2社からレイアウトを評価していただきました。
入社後も、用紙の中での文字の位置や印刷文字とのバランスなど、文字単体とは別の調整力が求められました。
筆耕会社は、入社後に一から賞状の書き方を教わる教室ではありません。
案件を任されたときに、用紙と原稿を見て、自分で配置や文字サイズを判断する場面があります。
仕事を目指すなら、添削の細かさを推測するよりも、講座の課題にレイアウトを考える経験がどれくらい含まれているかを確認することが大切です。
実際に筆耕会社で働く中で感じたことは、こちらの記事にまとめています。
▶ 筆耕会社で働いて良かった4つのこと|現役筆耕士が感じた成長とメリット


入口価格ではなく目標までの総額を確認する
ヒューマンアカデミーは3級から始められますが、2級、準1級へ進むほど受講料と学習期間が増えます。
DVDやライトテーブルも、有料オプションまたはセット講座です。
資格認定審査にも別途費用がかかります。
一方、がくぶんは、ひとつの講座に用具と基本教材がまとまっています。
「最初はいくらか」だけでなく、「自分の目標まで進むと総額はいくらか」確認しましょう。
教材の書風と学習方法が自分に合うか
実用書道にも、先生や団体によって書風の違いがあります。
資料や公式サイトのお手本を見て、「この字を学びたい」と感じるか確認してみてください。



賞状技法士や賞状書士の講座生で、練習過程をSNSやブログで発信している人もよく見かけるよ。
検索してどんな字を学んでいるかを確認するのもおすすめ!
また、筆の角度や運び方は、静止した写真だけでは分かりにくいことがあります。
動画で確認したい方は、DVDオプションのあるヒューマンアカデミーが候補になります。
反対に、テキストと原寸大手本を見ながら、自分のペースで繰り返し書きたい方には、がくぶんも選びやすいでしょう。
ヒューマンアカデミー賞状技法士養成講座の特徴


ヒューマンアカデミーの賞状技法士養成講座は、賞状技法を段階的に学び、資格取得を目指す通信講座です。
2026年8月時点では、実践編3級対応・応用編2級対応・研究編準1級対応の3講座が案内されています。
初めて受講する方は、基本となる実践編3級対応から始めます。
3級では、基本点画や字形、賞状の線書き・枠書き、賞状の慣例や基本知識、細字などを学びます。
2級では、3級で学んだ基礎をもとに、より高度な実用書道へ進みます。
賞状だけでなく、宛名書きやのしなど、実務で使う関連技法も学習対象です。
準1級では、卒業証書、辞令、目録など、さらに幅広い用紙や形式に取り組みます。
- 3級:55,000円/12か月/添削11回
- 2級:55,000円/12か月/添削8回
- 準1級:55,000円/12か月/添削7回
- 3級+2級セット:105,000円/24か月/添削19回
- 3級+2級+準1級セット:155,000円/36か月/添削26回
※キャンペーン価格は含めていません。
※2級・準1級は、それぞれ下位講座の修了が必要です。
3級では11回の添削と修了課題に取り組む
実践編3級対応では、添削課題11回に取り組み、最後に修了課題を提出します。
添削課題では、提出した作品に対する指導を受けられます。
ただし、文字やレイアウトをどこまで詳しく見てもらえるかは、実際に受講してみなければ分からない部分です。
賞状は、書き上げた本人には整って見えても、少し離れて見ると行が傾いていたり、後半になるほど文字が小さくなっていたりすることがあります。
第三者から継続的に指摘を受け、書き直す経験は、独学では得にくいものです。
DVDオプションで筆の動きを確認できる
ヒューマンアカデミーには、筆力アップDVDと学習DVDの有料オプションがあります。
筆の入り方、送筆、止め方などは、完成した文字だけを見ても分からないことがあります。
動画なら講師の手元を繰り返し確認できます。



字形だけでなく、筆を入れる角度や運ぶ速さまで見られるのが動画のよさだよ。
一方、DVDとライトテーブルは標準の教材学習コースに必ず含まれるわけではありません。
必要な方は、申込時にコース内容と料金を確認してください。
準1級以上は毛筆人材登録を目指せる
準1級以上の資格認定を受けると、日本賞状技法士協会の毛筆人材登録制度へ申し込めます。
ただし、資格を取れば自動的に仕事が紹介されるわけではありません。
登録には作品審査などがあり、仕事の紹介も本人の技能、条件、依頼内容によります。
資格取得や人材登録は、仕事や収入を保証する制度ではありません。
それでも、学習後に実務へ進むための選択肢が用意されていることは、仕事を目指す方にとって心強いポイントです。
デメリットは上位級までの時間と総額
ヒューマンアカデミーのデメリットは、準1級まで進む場合に時間と費用がかかることです。
教材学習コースだけでも通常155,000円、標準学習期間は36か月です。
DVDやライトテーブル、資格認定審査を追加すれば、総額はさらに増えます。
また、通信講座で目指せるのは準1級まで。
1級を目指す場合は、講座修了後に日本賞状技法士協会の案内を確認する必要があります。
短期間で一通り学びたい方には重く感じられますが、段階的に課題を増やしながら、時間をかけて技術を育てたい方には合う講座です。
賞状技法士1級試験については、こちらの記事も参考にしてください。
▶ 賞状技法士1級認定試験|4度目で悲願の合格!失敗も成功も体験したからこそわかる合格に必要な準備とは?


ヒューマンアカデミーがおすすめな人
| おすすめする人 | 慎重に検討したい人 |
|---|---|
| 賞状技法士の資格を段階的に取得したい 級を重ねながら対応できる題材を増やしたい 賞状以外の宛名・のし・目録なども学びたい 添削回数を重視したい DVDで講師の手元を確認したい 時間と費用を自己投資として確保できる | できるだけ安く受講したい 短期間でひとつの講座を修了したい 資格取得までは考えていない 教材や課題が多いと続けにくい |
\段階的な資格取得と豊富な添削を重視する方へ/
※資料請求は無料!!
コースごとの料金、申込方法を詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。


がくぶん実用賞状書士養成講座の特徴


がくぶんの実用賞状書士養成講座は、ひとつの講座で賞状書きの基本を学べる通信講座です。
用具付きコースは40,900円。
テキストと用具が一緒に届くため、これから道具をそろえる初心者も始めやすくなっています。
40,900円で教材と用具がそろう
用具付きコースには、筆、墨、硯、定規などが含まれます。
主な学習教材は以下のとおりです。
- テキスト5冊
- 原寸大お手本集2冊
- 就業の手引き
- 賞状用紙
- 割付け練習帳
- 添削課題集
賞状のように用紙全体のバランスが重要なものは、縮小された見本より、原寸大の見本がある方が文字の大きさや余白をイメージしやすくなります。
6回の添削で基本を確認できる
がくぶんの課題指導は6回です。
提出した課題は、師範による朱筆指導を受けられます。
自分の長所と修正点を確認しながら、次の課題へ進めます。
ヒューマンアカデミー3級の11回と比べると添削回数は少ないものの、ひとつの講座の中で基本を学びたい方には分かりやすい構成です。



添削は返却されたら終わりではなく、指摘された部分をもう一度書くことで生きてくるよ。
学習サポート期間は14か月
標準的な学習の目安は8か月ですが、学習サポートは14か月あります。
仕事、家事、子育てなどで予定どおり進められない時期があっても、余裕を持って取り組みやすい期間です。
ただし、サポート期間が長くても、課題を後回しにすると最後に集中して取り組むことになります。
教材が届いたら、提出時期を先に決めておくのがおすすめです。
就業の手引きと仕事サポートページがある
教材には、仕事を探す場所や仕事を始める際の心構えなどをまとめた「就業の手引き」が含まれます。
さらに、修了後の開業などを支援する仕事サポートページも案内されています。
こちらも、仕事そのものを必ず紹介してもらえる制度ではありません。
講座修了後に、自分で仕事を探したり、依頼窓口を作ったりする際の情報を得られるサポートと考えましょう。
デメリットは動画教材と添削回数
がくぶんは、公式ページ上で動画教材の案内がありません。
筆の動きを動画で見たい方は、テキストとお手本だけでは分かりにくいと感じる可能性があります。
また、添削は6回です。数多くのレイアウトを添削してもらいながら上位資格を目指したい方には、物足りなく感じるかもしれません。
一方で、講座が級ごとに分かれていないため、受講費用と学習の全体像が分かりやすいという利点もあります。
がくぶんがおすすめな人
| おすすめする人 | 慎重に検討したい人 |
|---|---|
| 費用を抑えて賞状書きを学びたい ひとつの講座で基本を一通り学びたい 筆や硯などの用具もまとめてそろえたい 原寸大のお手本を見ながら練習したい 仕事や子育てと両立しながら進めたい 学んだことを副業や個人の筆耕にも活かしたい | DVDで筆の動きを学びたい 添削回数をできるだけ多く確保したい 級を追いながら段階的に上達したい より多くの題材やレイアウトを学びたい |
\費用を抑えながら、仕事にも活かせる基礎を学びたい方へ/
受講者の口コミや詳しい教材内容を確認したい方はこちらをご覧ください。
▶ 賞状書士養成講座(がくぶん)の口コミ評判を調査【プロの添削が魅力】


ユーキャン賞状書法講座は現在休講中


旧版の記事では、ユーキャンの賞状書法講座を含めた3社を紹介していました。
当ブログが利用しているASPから、諸般の事情によりユーキャンの賞状書法講座を休講する旨が書かれたメールが届いております。
実際に2026年8月現在、ユーキャン公式の全講座一覧を確認したところ、「ペン字・書道」カテゴリーには実用書道などの講座は掲載されていますが、賞状書法講座は見当たりませんでした。
「休講」は、講座そのものの終了とは意味が異なります。
今後再開される可能性はありますが、現時点では再開時期を確認できません。
そのため、この記事では現在申込みできるヒューマンアカデミーとがくぶんの2社を比較しています。
賞状技法士の資格取得は難しい?


賞状技法士には3級・2級・準1級・1級があります。
級が上がるにつれて、扱う用紙、文字数、レイアウト、関連技法が増え、自分で判断しなければならない範囲も広がります。
3級は初心者が基礎から目指せる
3級対応の実践編は、道具の使い方や文字の基本から始まります。
ただし、受講すれば自動的に資格がもらえるわけではありません
添削課題と修了課題に取り組み、資格取得を希望する場合は有料の認定審査を受けます。
書道未経験者も受講対象ですが、賞状文字は普段の楷書と異なる特徴があります。
最初から整った賞状を書こうとせず、課題ごとに線と字形を身につけていくことが大切です。
1級は通信講座の対象外
ヒューマンアカデミーの通信講座で目指せるのは準1級までです。
1級では、決められたお手本を写すだけでなく、与えられた条件から賞状全体を組み立てる力も求められます。
私は賞状技法士1級試験に4度挑戦し、ようやく合格しました。



1級は、きれいに書くだけでなく、限られた時間内に一枚を完成させる力も必要だったよ。
だからこそ、最初から1級だけを見るのではなく、3級から基礎を積み重ねることに意味があります。
私の受験経験は、こちらの記事で詳しく紹介しています。
▶ 賞状技法士1級認定試験|4度目で悲願の合格!失敗も成功も体験したからこそわかる合格に必要な準備とは?


通信講座を修了すれば筆耕士の仕事や副業ができる?


結論から言うと、講座受講や資格取得だけで、すぐに仕事ができるわけではありません。
筆耕士として働くための国家資格はなく、資格がなくても仕事を受けられます。
一方で、賞状書きには独特の慣例やレイアウトがあるため、体系的に学んだ経験は実務の土台になります。
資格と実務力は同じではない
筆耕会社の実務でも、資格を持っていることだけで仕事を任されるわけではありません。
実際の案件では、次のような力が必要でした。
- 原稿を正確に確認する
- 印刷文字に自分の字を合わせる
- 各項目を適切な位置へ書き入れる
- 同じ品質で複数枚を書く
- 納期を守る
- 間違いを防ぐ
印刷済みの賞状へ受者名などを書き入れる仕事でも、周囲の文字へ合わせる調整力が必要です。



講座で学んだ基礎があるからこそ、現場で必要な調整力やスピードも身につけやすかったよ。
詳しくは、こちらの記事をご覧ください。
▶ 賞状の部分筆耕とは?受者名や日付だけを書く筆耕の仕事内容と難しさ


講座修了後も練習と仕事探しが必要
講座を修了したら、学んだことを使って作品を増やしましょう。
例えば以下の行動をやってみてください。
- 様々なパターンの賞状を書く
- 縦書きと横書きを練習する
- 作品を撮影してポートフォリオにする
- 筆耕関連の求人を探す
- ココナラやCreemaなどに依頼窓口を作る
- SNSや身近な人へ筆耕できることを伝える
こうした行動を重ねることで、資格が実際の仕事につながりやすくなります。
賞状技法士・賞状書士の通信講座に関するよくある質問


賞状技法士と賞状書士に関して、よくある質問に回答します。
書道初心者でも受講できますか?
両講座とも初心者を対象にしています。
ただし、賞状書きでは細い筆を使って多くの文字を書くため、慣れるまでは少々時間がかかります。
最初から上手に書こうとせず、姿勢、筆の持ち方、基本点画から順番に進めましょう。
動画で筆の動きを確認したい初心者にはヒューマンアカデミー、原寸大手本を見ながら費用を抑えて始めたい方にはがくぶんが候補になります。
賞状技法士と賞状書士はどちらが仕事に有利ですか?
資格名だけで、どちらが必ず有利とはいえません。
仕事では資格に加えて、字の質、レイアウト、正確性、スピード、納期対応なども見られます。
賞状技法士・賞状書士の資格や学びを活かして、筆耕現場で働いたり、個人で依頼を受けたりしている方もいます。
どちらの講座を選んでも、修了後に練習と実務経験を重ねることが欠かせません。
上位級まで段階的に学び、多くの題材へ対応したい方はヒューマンアカデミーの賞状技法士養成講座、費用を抑えて基本を一通り学びたい方はがくぶんの実用賞状書士講座が選びやすいでしょう。
賞状技法士3級を取得すれば筆耕士になれますか?
賞状技法士3級は、賞状技法の基礎を学んだ証明のひとつになります。
ただし、3級を取れば必ず採用されたり、仕事を受注できたりするわけではありません。
資格取得後もさまざまな文面や用紙で練習し、作品を見せられる状態にしておくことが大切です。
独学では難しいですか?
書籍や動画を使って賞状文字を練習することはできます。
一方、独学では、文字の癖やレイアウトの誤りなどに気づきにくいものです。
仕事を目指すなら、講師から添削を受けられる通信講座や教室をおすすめします。
通信講座と通学講座はどちらがおすすめですか?
近くに専門教室があり、決まった日時に通えるなら、講師の筆使いを直接見られる通学講座はおすすめです。
ただし、賞状技法を専門的に学べる教室は限られています。
仕事や子育てで通学が難しい方は、自宅で続けられる通信講座の方が現実的です。



学び方の理想より、無理なく課題を続けられる環境を選ぶことが大切だよ。
まとめ|仕事を目指すなら資格名だけでなく学べる内容を比較しよう


賞状技法士・賞状書士を目指せる通信講座は、それぞれ学び方と向いている人が異なります。
| ヒューマンアカデミーがおすすめな人 | がくぶんがおすすめな人 |
|---|---|
| 賞状技法士の資格を段階的に取得したい 多様な賞状や関連技法を学びたい 級を重ねながら対応できる題材を増やしたい 添削回数やDVD教材を重視したい | 受講費用を抑えたい ひとつの講座で基本を一通り学びたい 原寸大手本を使って練習したい 学んだことを副業や個人の筆耕にも活かしたい |
どちらの講座を選んでも、資格を取得しただけで仕事が決まるわけではありません。
一方で、講座で身につけた文字やレイアウトの基礎は、練習と経験を重ねることで筆耕の仕事に活かせます。
私自身、賞状技法を学び始めた当初は、それが将来の仕事につながるとは想像していませんでした。
けれども、学んだレイアウトや文字の基礎はフリーランス筆耕士となった今、とても役立っています。



受講中は地道に感じた練習も、仕事を始めてから「ここにつながっていたんだ」と思うことが多かったよ。
どちらも仕事につながる土台を学べる講座です。
そのうえで、級を重ねながら学ぶ範囲を広げたい方には、私はヒューマンアカデミーの賞状技法士養成講座を第一候補としておすすめします。
まずは3級の教材と学習内容を確認し、自分が続けられそうか検討してみてください。
\級を重ねながら対応できる題材を増やしたい方へ/
\ひとつの講座で着実に賞状書きを学びたい方へ/
※いずれも資料請求は無料!
※ 料金・教材・資格認定条件は変更される場合があります。
申込前に各公式サイトで最新情報をご確認ください。



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